団塊の世代と呼ばれた男たちがいる。
真面目なモノづくりしか知らず、品質で世界一を夢見た挑戦者たち。
大正生まれの先達から受け継いだ炎の王冠 ―― im coronaの名のもとに
男たちはライターづくりに熱中した。
im corona は、大正生まれの技術屋たちが営む
複数の製造業者の共同ブランド「コロナ」がその前身にあたる。
コロナブランドの一角を担っていた工場のひとつ ―― 石光金属工業は、
1953年にライター業界初の日本工業規格(JIS)の認定工場となり、
その品質の確かさを証明する。
この年、オイルを燃料とする高品質のコロナJISライターが発売される。
優れた技術を惜しみなくつぎ込んで、徹底した高品質を貫いた結果、
価格は当時の一般的なライターの3倍もしたが、人気商品となった。
こうして独自性を確立したこの工場は、他のコロナライターとの違いを
より明確にするために、IshimitsuのIとManufacturingのMをデザインした
ロゴマークを創作し、高品質を誇るライターブランド im corona が誕生した。 |